心因性腰痛とはなんでしょうか
長く続く強いストレスによって脳に変化が起こり、本来感じないはずの痛みを感じるようになってしまうことがあります。
ストレスは身体をこわばらせることから、筋肉を緊張させ、その結果血液循環などが悪くなって痛みを引き起こすことがあるそうです。
心因性腰痛の治療方法はどうしたらよいのか
心因性腰痛では、椎間板ヘルニアなどの病気のように痛みの原因がはっきりしているわけではありませんので、「手術でヘルニアを摘出すればOK」というようには行きません。
近年効果があると言われているのは「認知行動療法」と呼ばれる心理療法の一種です。不安やストレスを管理し、痛みに対する考え方や捉え方を変え「痛みを自己管理する=痛みとの上手い付き合い方を身に着ける」ことを目的としています。
運動も痛みに対する効果があることがわかっきています。
軽く息が上がる程度の有酸素運動、ウォーキングやエアロバイクなどが始めやすく、ある程度効果も実証されていることから
自分にあった方法をみつけ、実施することで症状が軽減することが期待できます。
椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの背骨の病気や、筋肉のこわばりなど、比較的診断がつきやすい痛みが無いかを調べ、それらが痛みの原因ではないことを確かめつつ有酸素運動をすることがポイントになります。
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