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完全無欠な人間などこの世にいない

完全無欠な人間などこの世にいない

カウンセラーになってよかったと思うことはいくつかありますが、そのひとつに、人を見つめることです。人と向き合い、相談を受けると完全無欠な人間はこの世に存在しないということを感じます。誰しもどこかしら他人と比べ、劣等感や不安、憂鬱になったりしています。とにかく自分はひとより劣っている、「ストレスに弱い」「しごとができない」「私はだめな人間だ」など自分に言い聞かさせているように感じます。

アメリカのある大学で劣等感を抱いているかどうか調べたアンケート調査を行ったところ、93%の学生が「劣等感がありストレスを感じている」と答えたそうです。他の心理アンケートでも同じような結果がでたそうです。誰もが自信満々のようにみえるけど、みんなもあなたと同じようにいろいろなことを気にしながら生きているのが現実なのです。だから自分をあまりせめないでほしいと思っています。