不規則な生活やストレスは、疲労をためる原因となり、疲れや倦怠感(けんたいかん)につながります。疲れが続く人は要注意です。危険な病気のサインの可能性も否定できません。疲れ・倦怠感が症状として現れる病気について再考してみます。
不眠は、眠るために寝床に入っても寝つきが悪いなど、眠るのが困難で質のよい睡眠を得られない状態です。
睡眠不足は、睡眠をとる時間が十分に確保できていない状態の事です。不眠も睡眠不足も、日中の眠気の原因となるだけではなく、何日も続くとさまざまな心身の不調の原因となります。
一般に、睡眠時間が6時間未満になると、日中に眠気を感じるようになります。こうした睡眠不足が続く慢性的な眠気が生じ、疲れやすさ、集中力、注意力の低下やイライラ感などが起こり、日常生活に支障が出てきます。
ストレスとは簡単に言うと「心身に過剰な負荷がかかってゆがみが生じること」です。人によってストレスに耐えうる限界値は変わりますが、ストレスをため込むと、体と心のさまざまな病気や症状に影響を与えます。
「軽度な鬱病セルフチェック」
うつ病は「気分が落ち込む」といった心の状態だけではなく、「食欲がない」「体が重い」「疲労感・倦怠感」など、体にも症状でます。
「食欲の異常」「睡眠の異常」「そわそわする または 体が重い」「疲れやすい」など合わせて5つ以上の症状が、ほとんど一日中、2週間以上続き、仕事や家庭などに何らか問題が生じている場合に、うつ病と診断します。
このうち軽症のうつ病は、日常生活において生産性は落ちてはいるものの、なんとか休まず続けられる程度のものを指します。
心の変化、体調の変化があった際、ただの疲れではない可能性があることを念頭に、日頃から体のメンテナスが大切になります。
自分を守るのは自分。日頃のケアが大切になります。
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