ゴールデンウィーク明けに不調を訴える人が多くなることからその名がついた、「五月病」。リモートワークや働き方の多様化で、仕事におけるストレスを抱える人は季節問わず増える一方です。心身の調子を防ぐための方法や、周囲がサポートできることについて考えみましょう。
「身体の変化としては、頭痛や腹痛など体の症状、あるいは不眠や生活リズムの乱れが生じたり、食欲に変化が出たりといった」症状がでることが多いようです。あるDrによると、精神面ではどこか憂鬱な気分になったり、イライラしやすくなったりするのがこの時期ですとの事。このような変化はなかなか自分では気づきにくいし、気づいていても認めたくないものです。
5月に心身不調が起こりやすいのは、入社や入学、異動といった環境の変化が4月に集中しているという特有の理由がある。ゴールデンウィークで生活リズムが崩れると、連休が明けた5月にちょうど不調が出てくるのだ。加えて、最近では初夏の厳しい暑さも自律神経に負担をかけ、そこに拍車をかけているという。不調の出方や程度も人によってさまざまです。会社に行くのがめんどくさいと思う程度で済む人から、欠勤せざるを得なくなる人まで、その程度もいろいろです。
本当にメンタルヘルスが危ない状態だと正常な判断ができなくなります。そうなると自分の不調に気づけない。身だしなみや態度に大きな変化があったら要注意です。
メンタルヘルスと睡眠は切っても切り離せない。寝ようと思っても寝られない状況が少なくとも2週間以上、しかも毎日続く場合は、何かしらの不調があると考えて対処することが大事です。早めの対処が長引かせぬこつになります。悩みや不安が強いときはカウンセラーに相談することも視野にいれましょう。

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