春は新しく環境に変化がが多い季節です。そんな中でだるさや無気力感を感じることがある人も多いのではないでしょうか?
ある調査の結果によると、女性の93%・男性の87%が「春になんらかの不調を感じている」と回答しています。この原因として、東京有明医療大学の川嶋朗教授は「激しい寒暖差や春特有の環境の変化によるストレスなどで自律神経が乱れ、だるい・イライラ・やる気が出ないなどの症状が現れることがあります」と解説します。新生活のストレスに重なり、精神的なダメージを受けやすくなるようです。
毎日できる簡単対策3つ
1.食事
イライラすると甘いものが食べたくなるという人も多いのではないでしょうか。実は甘いものの摂取により血糖値があがり更にイライラが増してしまうという悪循環が起きてしまいます。そんな時は交感神経の緊張をほぐしリラックス効果のある「トマト」や血糖値を下げる作用のある「きのこ類」、リラックス効果のあるテアニンを豊富に含んだ「緑茶」の摂取が効果的。ランチで取り入れたり、仕事の合間に緑茶を飲んでリラックスするようにするなど、毎日少しずつでも意識していくだけでも変わってきます。
2.入浴
自律神経を整えるには入浴が不可欠です。ですが、熱い風呂に入ってしまうと自律神経を酷使してしまうため、38~40度程度のぬるめの湯に10~20分浸かる入浴を続けることがおすすめです。忙しいとシャワーで済ませてしまいがちですが、お風呂にゆっくり浸かってリラックスすることで、より健康な毎日を過ごせます。
3.就寝
ストレスがあると、体は疲れているし眠いはずなのになかなか眠れない……という方も多いです。スムーズに深い眠りを誘うには、就寝前に目もとや首もとを温めてみましょう。副交感神経が優位になり、リラックスできます。また、横向きで寝ることでいびきをかきにくくなり自律神経に負担をかけることが減ります。
食事・入浴・就寝と普段の生活を少し変化、意識させることで不調から脱出していきましょう。
コメントをお書きください