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天気の変わり目

雨が降ると頭が重くなったり、天気の変わり目に体調を崩したり、場合によっては持病が悪化してしまう方も。以前は「天気のせい」「年齢のせい」と考えられてきたこうした症状に、近年、自律神経が関係していることがわかってきました。

 

 

自律神経を上手に操作!深い呼吸でリラックス

現代人は一般的に交感神経が優位で、呼吸が浅い傾向にあるといわれています。交感神経が活発、つまりアクセル全開で疲れた、休みたいと思ったときは、ブレーキの役割をする副交感神経のスイッチをオンにすることが大切。ゆっくりと深く呼吸することは、緊張を和らげて副交感神経の働きを正常に導いてくれます。肺を囲む肋骨まわりの筋肉や横隔膜の伸縮がスムーズとなることで、肺を大きく膨らませられるようになり、深い呼吸が自然にできるようになります。

 

 

雨の日は早起きがおすすめ!その理由とは?

朝は本来、リラックスした副交感神経が優位な状態からアクティブな交感神経が働きはじめるように、上手にギアチェンジすることが大切です。しかし、雨の日は気圧が下がっているため、交感神経の働きが上がらず、副交感神経が優位なまま1日がスタートしてしまうことが多いです。雨の日にだるさを感じるのはそうしたことが原因といえそうです。雨の日の朝は少し早起きして、一品多めに朝食を作ったり、軽いストレッチをしたり、してはいかがでしょうか。活発に動くと、自律神経の切り替えをスムーズにしてくれます。血行が良くなるので、だるさの軽減にもつながります。